養老山脈を背に流れる津屋川には多くの自然が残っています

川を眺めていると、カイツブリ 、青サギ、チュウサギ、コサギ,、バン、川鵜、カワセミ
、等が居ます。

5月30日に津屋川を訪れた時に川の中でカイツブリがバトルを繰り広げていました。

しばしこの光景を眺めていましたところ6羽居たカイツブリが2羽ごとにペアーを組み

何事も無く散っていきました。

子孫を残す為の相手選びのバトルのようでした

この日から週4日津屋川のカイツブリに逢いに行き写真に納める事にしました。

小さな橋があり 橋の南側、真ん中、北側の3組のカイツブリ縄張りが決められていた。

始めに狙いをつけた南側のカイツブリは対岸の葦の中に浮き巣を作り卵を産み育てて居ましたが

6月5日ここに大きなヌートリアが現れて卵に襲い掛かりましたが、この時は親が決死に立ち向かい

追い払い8日までは巣の中に卵を確認しましたが、12日には巣の中には卵が無く巣放棄して有りました

北側のカイツブリは距離があり小さなカイツブリを撮るには遠い為断念した。

6月27日真ん中のカイツブリは川の中央に出来た葦の茂みの中に浮き巣を作り卵を産みました

卵は1週間で3個産み雄雌交代で抱卵していました。

7月13日2羽のヒナと1個の卵を確認しました。

小さなヒナは親の羽の中に潜り込み背中より頭を出し外世界を見ているようでした。

17日には東濃地方、中濃地方そしてここ西濃地方にも大雨が降り大きな災害をもたらしました。

18日巣は流されていないだろうかと心配で来て見ました。

水位が高くかろうじて葦の先端に浮き巣が流されないように絡み付いていましたが

親が居ません・・・

カメラをセットし望遠で巣の中を見たとき2羽のヒナは巣の中に居ました。

しかし卵は見当たりません・・残念ですが増水して流されたと思いました。

残った2羽は元気で育っています。

この記録を今回展示しましたので天災を乗り越えたカイツブリを見てやってください


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津屋川カイツブリ日記

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